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【施工事例】雨漏りの元凶「ドーマ」を撤去!廃盤瓦でも復旧できた理由。

 いつもお世話になっている板金屋さんから、「ドウマからの雨漏りで、現状瓦が葺かれているので対応してほしい」と一本の相談が入りました。

私たちは日頃から、自分たちの専門外のことは信頼できるプロ(板金屋さん)に任せ、逆に瓦に関することは真っ先に頼ってもらえる、そんな「持ちつ持たれつ」の協力関係を大切にしています。今回も「お客様の雨漏りを止める」という共通のゴールに向けて、職人チームが動きました。

1.現場調査で判明した「廃盤瓦」という壁

板金屋さんから相談を受け、現地の写真などを送って頂きすぐに一つの課題に気づきました。屋根に使われている瓦が、すでに廃盤になっていたのです。


このままでは、ドーマを撤去した後の穴を埋めることができません。しかし、工事が始まってから「瓦がありませんでした」では、お客様を不安にさせてしまいます。
そこで、大工さんが工事に入る前の段階で、すぐにメーカーへ直接問い合わせを行いました。「この型番と互換性のある瓦はどれか」「今手に入るもので、一番きれいに収まるのはどれか」。
事前に「互換品がある」という確証を得て、段取りを済ませてから、満を持して現場に向かう事にしました。
2. 厄介な雨漏りの原因「ドーマ」を撤去する
今回の現場は、屋根のアクセントでもある「ドーマ(小屋根)」。
見た目は良いのですが、瓦と壁の接合部などは雨漏りのリスクが非常に高い場所でもあります。何度も部分補修を繰り返してこられたようですが、今回は根本解決のために「撤去してフラットな屋根に戻す」という決断をされました。
まずは大工さんが先行してドーマを解体し、屋根の下地をきれいに作り直します。ここがしっかりしていないと、私たち瓦屋が良い仕事をしても雨漏りは止まりません。当日は立ち会えなかった為、板金屋さんに撤去の様子などを写真で送っていただきました。雨漏りはかなり酷く深刻だったようです。

4. 「餅は餅屋」だからできること
ルーフィングを敷き、雨漏り防止のたて桟、桟木を取り付け、そして無事に瓦が並び、ドーマ跡はまるで最初からなかったかのようにスッキリと馴染みました。

きれいに納まりました

既存の瓦と互換製品の瓦。当初は野安さんの「積水ハウス瓦 Ⅲ / SH-Ⅲ」
だと思い問い合わせしましたが違ったらしく、親切に調べて頂き、宮政瓦の「ミヤフラットUC40」←廃盤、代替品として栄四郎瓦の「プラウドUU40G」が使用できるとの事でした。野安株式会社さん、いつも本当にありがとうございます!



板金屋さんが診断し、大工さんが下地を作り、瓦屋が納める。
それぞれの専門家が自分の仕事に責任を持つ「職人のリレー」があったからこそ、廃盤という壁を乗り越えて最高の仕上がりを実現できました。
これからも、地域の職人仲間と力を合わせ、お客様の住まいを守っていきたいと思います。
屋根の「困った」があれば、どんなに古い瓦でもまずは一度ご相談ください!

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